不動産の購入には色々な不安が付きまとうと思います。その中でも住宅ローンは一番の問題である方も多いと思います。ここでは、適正なローンの考え方のお話をします。

下記に住宅ローンを考えるに絶対必要となる基礎知識を書きますので是非、一読くださいませ。

返済比率と返済期間

一般的には住宅ローンの最大借入金額は、年収の約7倍程度、支払額は収入の1/3までが良いとされています。金融課機関でお金を借りる場合、金利計算は試算金利という実際の借入の金利ではなく4%程度の金利をもとに試算されます。これを返済期間と併せて計算しまして最大借入額と購入物件価格を比べます。年収額と返済期間をもとに計算された金額に、現在他の借入がある場合はその金額を引きます。返済比率は年収によって30~40%と金融機関によっても変動があります。
返済期間は最長で35~40年の金融機関が多く、同じ年収同じ物件価格であっても返済期間を短くすれば年間支払額が増大するため返済比率がオーバーになることもあります。

変動金利と固定金利

私たち不動産屋がお客様とローンのお話をするときに多く質問があるのがこの金利の違いです。どちらが良いのですか?と聞かれる方が多いのですが、どちらが良いかは御自身の判断によります。

固定金利
固定金利とは、設定された期間の間ずっと金利は変わらず、借りたときの金利のまま借りられるものです。10年固定であれば、借りた日から10年間同じ金利のままです。金利が固定される期間は、銀行が自由に設定しているため、銀行によって様々ですが、大体、10年、15年、20年等になっていますが最近では35年の超長々期を取り扱う銀行もあります。最近テレビCM等でお馴染みになりました『フラット35』も固定金利です。
固定金利の良さは「ずっと変わらない安心」です。世の中の景気が良くなった、でも自分の給料は変わらないかもしれない?そんな時でもずっと一定金額なので安心があります。
ここ最近の動きとしましては、固定金利の利率がかなり下がりまして35年ローンでも1%固定という金融機関も出てきています。ほんの数年前までは変動金利であっても1%を超える金利は珍しくなかったのですが、固定金利で1%であれば安心と安さの両立が出来ると思います。

変動金利
固定金利対して、変動金利とは、住宅ローン金利が金利状況(景気と思って下さい)によって変わるものです。「変動」とは言うものの毎日変わっている訳ではなく、大体半年に1回金利が見直されるので、半年固定金利と考えてよいでしょう。
変動金利の良さは、何といっても「毎月の支払額が安く済む」です。実際に2000万円の借入で変動と固定金利の場合35年ローンですとケースにもよりますが、毎月の支払額が1万円程度変わったりもします。それなら絶対変動?とも思いがちですが、もし金利がバブル経済時期のように7%や8%の時代が来るとしたら毎月の支払額は2倍以上にもなりかねないのです。勿論そうならない為の救済措置はありますが、最終的にはその金額を支払うことになります。
ここ最近の動きとしましては、変動金利も引き下げがどんどん大きくなり今では0.6%の実効金利もあります。(属性にもよりますが)その他「固定金利」半分「変動金利」半分というようなMIXプランもあります。

まとめ

金融情勢は日々変動していきます。実際の住宅ローンは、どうしたら良いのかは、きこうに聞こう♪で是非、ご相談くださいませ。
わかりやすく丁寧にご説明させて頂きます。

 

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